ntldr is missingの対処法

ntldr is missingが出て起動できない時の、

対処法を紹介します。


ntldr is missingはWindowsNT(2000,XP,...)の

起動に必要なファイルが見つからなかった場合に、

表示されます。


この場合、パソコンが起動しないので

パソコンが1台しかない場合は

起動用ディスクを作れないので直すのが難しいです。


ntldr is missingが表示される時に読み込むファイルは、

システムドライブ直下にある、

ntldr

NTDETECT.COM

bootfont.bin

boot.ini

が読み込まれます。

boot.iniが無くなったり、破損していてもwindows

探し出して起動するのでboot.iniは問題ではありません。

boot.iniの設定で複数のOSを使い分けている場合は、

別問題です。


または、MBRやブートセクタが書き換えられて、

うまくntldrを探し出せないのかもしれません。


この場合、一時的にフロッピーやUSBメモリを起動用にして、

フロッピーやUSBメモリのntldrを経由してハードディスクの

Windowsを起動させることが出来ます。


USBメモリから起動できるパソコンは最近の機種のみ、

一度、取説やBIOS設定で確認して下さい。


起動用ディスクの作り方

1.まず、ディスクをフォーマットします。

クイックフォーマットでもかまいません。

重要なのはXPなどNT系のOSで行って下さい。

使っている人は少ないと思いますが、Windows98,Meでは

ntldrではなくio.sysに制御が移ってしまうためダメです。

2.システムドライブ直下にある、4つのファイルを起動用ディスクにコピーします。

ntldr

NTDETECT.COM

bootfont.bin

boot.ini

見えない場合は適当なフォルダを開いて、

ツール」->「フォルダオプション」でフォルダオプションを開きます。

表示タブをクリック。

「すべてのファイルとフォルダを表示する」の項目にチェック(丸)

「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推薦)」の

チェックを外してください。

これて保護されているファイルが見えるはずです。

心配な場合は、コピーが終わったら設定を戻して下さい。


起動用ディスクを使う時はBIOSの設定で、

起動用ディスクが最初に起動するように設定します。

起動に成功すればWindowsがそのまま起動します。

_点滅の場合起動に失敗していると思われるので、

起動用ディスクを変更するか、もう一度作り直して下さい。


Windowsが起動できませんでした。と表示された場合は、

MBRパーティション等がおかしいかもしれません。


起動に成功した場合は、

起動用ディスクのファイルをそのままシステムドライブに

コピーして下さい。

これで起動するはずです。