boot.ini

 boot.iniはWindowsNT使われているブートローダ

設定ファイルです。

WindowsNTやXPでマルチブート環境を構築したり、

ブートローダがあるHDDと違うHDDにWindowsをインストール

したときにboot.iniに設定が加わります。


boot.iniが削除して開けない場合、

CドライブのC:\windowsより起動しようとします。

見つからない場合は、メッセージが表示され、

起動がストップします。



また、WindowsVista以降では

新しいブートローダーを使用しているので、

boot.iniによる設定はできません。

bcdedit.exeを使って設定を編集できるとの事。




ちなみにboot.iniはこのようになっています。

[boot loader]

timeout=30

default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS

[operating systems]

multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /NOEXECUTE=OPTIN /FASTDETECT


timeoutは複数選択するOSがある場合、指定されている秒数を経過すると

defaultで指定されたWindowsの起動を開始します。

defaultは通常起動するWindowsです。

[operating systems]より以下では起動するWindowsを指定します。

場所="表示されるタイトル"

になっています。

multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS

↑の場合Cドライブのwindowsフォルダより起動を開始します。

その他ドライブを指定する場合は、括弧に入っている数字を

いじってください。