USBメモリの故障

USBメモリは故障すると、

USBポートに差しても認識しなくなったり

正常にデータを読み書きできなくなります。

最近は、フラッシュメモリの価格が下がっているので

USBメモリも安くなっているので

故障したときは修理よりも買い換える場合が殆どです。

メーカー修理に出しても基板ごとの交換を行って

チップ単位での修理は行っていないと思います。

USBメモリは構造が単純なので

故障前のデータを救出するのは難しいばあいが多いです。

USBメモリはコントローラ、フラッシュメモリと水晶発振器など

で構成されていてコントローラが壊れた場合

コントローラーの交換で直る場合がありますが、

まず、同じ型のコントローラを入手できません。

フラッシュメモリが壊れたな場合は、

フラッシュメモリにデータは入っているので

こちらも直すことができません。

場合によっては、データ復元を行う業者で

対応できる場合もありますが高額になる場合が

多いです。

ちなみにUSB端子の接触不良や破損の場合、

USBケーブルなどを分解して結線すれば

認識する場合があります。

バックアップをしっかり取っていれば

故障しても心配ありません。

STOPエラーとハードウェア故障

 STOPエラーはWindowsの致命的なエラーが

発生した場合に表示されるエラーで、

青い画面で表示されます。

設定によっては自動で再起動されるので

表示されない場合があります。


通常、STOPエラーは

一時的な物や、ソフト、ドライバの不具合で起こることが

多いですが、ハードウェアの故障で起こる場合が有ります。


ハードディスクの故障の場合、

仮想メモリのファイルであるpagefile.sysが正常に読み書きできないと

起こることが有ります。

不良セクタが原因で起こる場合があります。

この場合、chkdsk /rでチェックディスクを行うと解決できるますが、

HDD交換を行った方が良いでしょう。

また、メモリの故障でも起こる場合が有ります、

他の機器のMACアドレス確認方法

 同じネットワークに接続している他のパソコンや

NAS、家電などのMACアドレスの確認方法を紹介しています。


同じネットワークとはスイッチングハブで繋がった、

ネットワークのことです。

ルーターを越えてはMACアドレスの確認ができません。

IPアドレスの192.168.1.1の場合、

192.168.1が一緒であればルーターを越えてないので

無線LAN接続でもOKです。


MACアドレスを確認するには、

確認する先の、IPアドレスが必要です。


MACアドレスの確認方法

コマンドプロンプトを開きます。

以下のコマンドを入力してEnterを押します。

arp -a 192.168.1.1

上のコマンドの場合、192.168.1.1が

調査対象のIPアドレスです。

また、一度も接続していないIPアドレス

調査はできません。


NASや家電の場合、裏の機種名などが書いてあるところに

シールでマックアドレスの記載があることがあります。


USBメモリの故障と寿命

USBメモリにはフラッシュメモリと言われるメモリが

使われています。

フラッシュメモリには書き込み上限回数があり

フラッシュメモリの同じメモリセル上限回数以上

書き込みを行うと書き込みだけでなく

読み込みにも問題が生じます。


また、USBメモリの故障は、

論理障害(ソフト的なエラー)の場合、

復旧できる可能性はありますが、

物理障害の場合、

フラッシュメモリ本体が故障していると

復旧することはできません。

最近は、フラッシュメモリも値下がりしているので

新しいUSBメモリに買い換えることをおすすめします。


ちなみに、フラッシュメモリ(NAND型)にはタイプが2つあります。

簡単に説明します。

SLC

値段が高い、読み書きが早い、容量が少ない。

書き込み上限回数は10万回。



MLC

値段が安い、読み書き遅め、大容量。

書き込み上限回数は1万回。


とこんな感じです。

USBメモリやSDなどの安い製品は殆ど

MLCでしょう。

MLCは書き込み上限回数が1万回しかないので

使用頻度にもよりますが時々買い換えた方が良いでしょう。

フラッシュメモリが寿命を迎えると巡回冗長検査エラーが発生したり、

ファイルが壊れることがあるのでこうなったらエラーが発生している

ファイルは救えません。

他のファイルに影響を及ぼす前にバックアップを行ってください。


ちなみに、最近普及が進んでいる

SSD(ソリッド ステート ドライブ)では、

同じメモリセルに書き込んで一部だけ寿命を迎えないように、

書き込みを他のメモリセルへ分散して行うコントローラを

搭載した製品もあります。



ノートパソコン用冷却シートの自作

ノートパソコン用冷却シートの自作と言っても

ほとんど保冷剤です。

材料はダイソーで売っている大きな保冷剤と

アルミテープです。

保冷剤は横にあるレッツノート(CF-R1)と大きさがちょうどです。

作り方は、保冷剤の表面のアルミテープを貼って完成です。

こんな感じです。

使い方は通常のノートパソコン用冷却シートと同じです。

ノートパソコンの底面にファンがつているタイプは、

通気を妨げるため使うことができません。

また、ノートパソコン用冷却シートを使っても、

熱がこもるばしょでは効果を十分に発揮できません。

また、高温状態が続くと保冷剤内に気泡ができるので、

気泡が大量にできてきたら寿命です。

普通のノートパソコン用冷却シートでもそうですが、

底面の熱を取るだけなので気休め程度ですが、

ファンなどを使っていないので静かです。

効果的に熱を取りたいなら冷却板などの方がよいです。

USBより電源を取りファンを動かして、

ノートパソコンを冷却します。

特に安いものはファンが五月蠅いです。

起動時ロゴが表示されない

 起動時、Windowsのロゴが表示されない場合、

もしかしたらロゴを表示しない設定になっているかも

しれないので確認してください。


ロゴが表示されない場合 _(アンダーバー)が

点滅している状況だと思われます。

HDDへのアクセスがあるか確認してください。

HDDへのアクセスがある場合、

起動が遅いだけかもしれないので

HDDへのアクセスが終わるまで待ってください。


この状態で放置しても起動しない場合、

Windowsが壊れていえる可能性があります。

NTLDRが壊れた場合はntldr is missingが表示されるので

ntldrからインストールされたWindowsに制御が移った後、

フリーズしていると思われます。


一番簡単な対処法は、

OSの再インストール、リカバリですが

条件がそろえば修復することも可能です。


セーフモードで起動すること。

・正常起動時の復元ポイントがあること。

以上2つの条件がそろえばシステムの復元を使って

修復することができます。

復元方法はこちらにあるので割愛します。


セーフモードでも起動しないとき、

正常起動時の復元ポイントが無いときは、

残念ながら修復することができません。

Windows2000などのシステムの復元無いOSは

この方法で修復することはできません。


Acronis True Image などのバックアップソフトを使って、

HDDごとバックアップをとっておくとバックアップから、

復元できます。

この場合、Windowsがインストールされているドライブは

上書きされてしまうので、

日常から、ファイルの保存先は、

Windowsがインストールされていないドライブに保存する様に

すると復元前にファイルの救出を行わなくて済みます。


スイッチングハブのLEDが全部点灯

スイッチングハブのリンクLEDがすべて、

点滅・点灯しているときは、

スイッチングハブが正常に動作していません。


スイッチングハブは、

MACアドレスMACアドレステーブルに記憶して、

送られてきたパケットを識別して転送します。

この、MACアドレステーブル等に異常が発生すると

LEDがすべて点灯・点滅して

正常にパケットを送らなくなります。


この状態になると、

パケットを送っても転送されないので、

ネットワークに接続されていない状態になります。

パソコンを起動するときは通常、

家庭内のルータからDHCPIPアドレス

もらうようになっていますが、

ルータとパソコンの間にスイッチングハブがある場合は、

ルータに接続できないので、

!マークで限定された接続 と表示されます。

これはIPアドレスを自動で取得する設定になっているにも

関わらず、

DHCPサーバにアクセスできず、IPアドレスが取得できなかった状態です。

この状態になるとIPアドレスが169.254.x.xになります。


この状態の対処法は、

スイッチングハブの電源を抜いて、挿す。

ただこれだけです。

電源を一度切るとMACアドレステーブルがリセットされ

ほとんどの場合これで直ります。

これで直らない場合、故障している可能性があるので

買い換えた方がいいかもしれません。