boot.ini

 boot.iniはWindowsNT使われているブートローダ

設定ファイルです。

WindowsNTやXPでマルチブート環境を構築したり、

ブートローダがあるHDDと違うHDDにWindowsをインストール

したときにboot.iniに設定が加わります。


boot.iniが削除して開けない場合、

CドライブのC:\windowsより起動しようとします。

見つからない場合は、メッセージが表示され、

起動がストップします。



また、WindowsVista以降では

新しいブートローダーを使用しているので、

boot.iniによる設定はできません。

bcdedit.exeを使って設定を編集できるとの事。




ちなみにboot.iniはこのようになっています。

[boot loader]

timeout=30

default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS

[operating systems]

multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /NOEXECUTE=OPTIN /FASTDETECT


timeoutは複数選択するOSがある場合、指定されている秒数を経過すると

defaultで指定されたWindowsの起動を開始します。

defaultは通常起動するWindowsです。

[operating systems]より以下では起動するWindowsを指定します。

場所="表示されるタイトル"

になっています。

multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS

↑の場合Cドライブのwindowsフォルダより起動を開始します。

その他ドライブを指定する場合は、括弧に入っている数字を

いじってください。




 

 

IPアドレスの確認

 IPアドレスを確認する方法を紹介します。

Ipアドレスにが2つあり、

グローバルIP(Global IP)とローカルIP(Local IP)の

2つあります。

違いは、グローバルIPはインターネット上で使われている、

IPアドレス

ローカルIPはLANなどの一部でしか使わないIPアドレスのことを

言います。

通常、インターネットに接続するときはLAN内はローカルIPですが

ルータのメインの機能であるNATでグローバルIPに変換されます。


グローバルIPはインターネットに接続すると分かります。

あなたのグローバルIP です。

殆どの場合、プロバイダとの契約が動的IPになっているので、IPアドレスが変化している場合があります。

特にインターネットをあまり使わない方は変化する可能性が高いです。


ローカルIPはLAN上のみで使われるのでサイト上からでは

分かりません。

コマンドプロンプトより

ipconfigというコマンドを使うと表示されます。

詳細情報を表示したい場合はipconfig /allで表示できます。

また、ローカルIPはルータよりDHCPで割り振られることが、

多いですが、場合によっては固定IPを使っている場合があります。


ちなみに上のIPアドレスを表示する箇所は、

<script src="http://cgi.eax.jp/ipjs.cgi" type="text/javascript"></script>

このJavaScriptで表示しています。




DNSキャッシュのクリア

 DNSキャッシュにとは、eax.jpなどのドメイン

IPアドレスを関連付けしています。

DNSキャッシュはパソコン内に保存されていて

パソコンのDNSキャッシュに無いドメインのデータは

プロバイダなどのDNSサーバに問い合わせを行います。


たまに、パソコン内部のDNSキャッシュのデータが

おかしくなったり、古くなったりするので

DNSキャッシュの確認・消去方法を紹介します。


確認方法

コマンドプロンプトより

ipconfig /displaydns

と入力すると登録されている情報が

ずらずら~と表示されます。


消去方法

コマンドプロンプトより

ipconfig /flushdns

と入力すると

Successfully flushed the DNS Resolver Cache.(XP)

DNS リゾルバー キャッシュは正常にフラッシュされました。(Vista&Windows7)

と表示されたらクリア成功です。



インターネットへ接続できない

インターネットへ接続できないとき、

最近ではルータを使用しているのでどこで、

障害が発生しているのか発生箇所を

探し出す必要があります。

ただし、面倒なので以下のことをやってみてください。

ルータのリセット

スイッチングハブを使っている方は、

一度DCコネクタを抜いて10秒ぐらい経ってから、

再度差し込んでください。

・パソコンの再起動

以上の三つを行うと大半は直るはずです。

特にルータやスイッチングハブは常時稼動しているので

フリーズを起こすことがあります。

フリーズしたスイッチングハブは接続のLEDの表示が

全部点灯していたりするので、

DCコネクタを抜く前に確認してみるといいでしょう。

それでも駄目な場合は、

コマンドプロンプトから

ping yahoo.co.jp

とコマンドを入力してください。

次に

ping ローカルアドレス(ルータなど)

と入力してください。

私の場合192.168.1.97にサーバがあるので

このIPアドレスになります。

上の画像の場合、Yahooは失敗、ローカルは成功。

なせyahooかと言うと、

Yahooやgoogleのサーバは複数あって、

止まることが無いからです。

もし、Yahooは成功、ローカルは成功の場合、

インターネット接続は成功しているので、

ブラウザか、DNSの問題だと思われます。

ブラウザの再インストールor修復、

DNSキャッシュクリアで解決できるかもしれません。

もし、Yahooは失敗、ローカルは成功の場合、

ローカルへの接続は成功しているので、

ルータor接続環境に問題があると思われます。

ルータのリセット、設定確認&変更を行っても駄目な場合は、

接続環境に問題があるかもしれません。

一度、モデムもルータと同じ要領でリセットしてみてください。

もしかしたらルータの故障しているかもしれません。

もし、Yahooは失敗、ローカルは失敗の場合、

スイッチングハブ、ケーブル、パソコン本体に問題が

あるかも知れません。

スイッチングハブのリセット後、

ケーブルと接続LEDを確認してください。

でも駄目な場合はPC本体に問題がありそうです。

ルータのリセット(再起動)

インターネットや無線LANに接続できないとき、

ルータがフリーズしているかも知れません。

最近のルータは無線LAN機能が付いていることも多く、

ルータがフリーズすると同時にインターネットの接続も

行えなくなります。

ここでは、ルータのリセット方法を紹介します。

ここで言うルータとは、家庭用のバッファロー、コレガ、IOデータなどの

会社が販売しているルータのことを言います。

注意

ルータのweb管理画面より再接続の設定などを行う、

必要があります。

ルータのリセット方法は、

ただ、ルータ本体の電源コネクタを抜いて、

10秒ぐらいしてから再度挿します。

ACアダプタではなく、

DCコネクタを抜いてください。

ACアダプタに電力が残っていて、

10秒ぐらいではリセットされない可能性があります。

起動はルータによって違いますが、

1分もあれば再起動が完了していると思われます。

ルータのweb管理画面へ接続してインターネットに

接続できているか確認してください。

ちなみにルータのIPアドレスはだいたい

192.1681.1

192.168.0.1

になっていると思います。

コレガのルータは上のIPアドレスになっています。

赤い矢印がDCコネクタ

ネットワーク関係の本

 ネットワーク関係はいろいろ規格があり、

仕組みが複雑です。


PC Japanの2008年2月号に付いていた、

図解!ネットワークの仕組みという付録が、

図解で説明しているので分かりやすく、

家庭のインターネットのトラブルシューティングには

十分な情報があります。


書いてある内容は、

http,smtp,pop,dns,dhcpなどのプロトコルから、

IPアドレスMACアドレスなどパケットの説明から、

ルーティングまで書いてあります。


PC Japanのムックで

図解!よくわかるネットワークの仕組みという本で、

付録のものプラス無線LANや携帯電話などに触れています。



この本の内容を知っておくと、

インターネットがつながらなくなってもあわてず

対応できるかもしれません。

パソコンの熱対策

 そろそろ蒸し暑くなってきました。

夏になると外気温が高くなるので、

パソコンの熱もこもりやすくなります。


また、パソコンに熱がこもると、

ハードディスクに悪影響を及ぼし、

温度が高くなると、勝手に電源が切れることがあります。

これはサーマルシャットダウンと言って、

CPUなどを保護するために電源を切っているからです。


もし、勝手に電源が切れることがあったら、

パソコンの排気口や、ノートパソコンだったら下面を

触ってみてください。

ほんのり熱い程度なら良いですが、あまりにも熱い場合には

放熱対策が必要です。


また、ノートパソコンの場合、置き場所にも注意してください。

机の上においてある場合はいいと思いますが、

ベッドの上で寝ながらパソコンをやる場合は、

熱がたまりやすいので注意してください。

また、ベッドや布団に放置したままだと熱が逃げないので、

床の上に置くか、スタンバイ(スリープ)を使ってください。

放置したままだと、サーマルシャットダウンで電源が切れます。


SMART情報でハードディスクの温度が

50℃を超えている場合は要注意です。

このままだとハードディスクの寿命に影響します。


また、パソコンには冷却ファンが付いており、

ファンに埃が付いていると冷却効率が下がってしまうので、

ファンやその下に付いているヒートシンク

市販のエアーダスターなどで掃除しましょう。

また、ファンから大きめな音がする場合は寿命が近い可能性が

あるので、自作機の場合は交換を考えましょう。